4Dでデータベース・アプリケーションを作るための学習教材
4Dアプリ開発ガイドは、アプリケーション開発環境「4D」の解説書です。イベントドリブンなアプリケーション開発に必要なノウハウを解説しています。上手に作られた4Dアプリは、WindowsでもmacOSでも動作し、プログラムを変更することなく、スタンドアロンでもクライアント/サーバ(C/S)でも動作させることができます。このようなメリットの多い開発環境を効率よく学べるように、ハンズオン形式の学習教材を制作しました。本書の手順に従って操作すれば、4Dアプリの実装パターンの基本を理解できるでしょう。v18対応版。
内容 ・A4 186ページの本文PDF、サンプルソースコード(SampleDB完成品/章ごとの途中経過)、JCL4D(Jirokichi Common Library for 4D、4Dコンポーネントで提供)
本書で解説する4Dの機能
次の機能について、4Dの画面を図示しながら実際の操作方法を解説しました。
- データベース、テーブルとフィールドの作り方
- フォーム、メソッド、スタイルシートの基本的な作り方
- コンポーネントの使い方
- プリントやデータ書き出しの方法
- リストボックスを使ったイベントドリブン型アプリケーションの実装方法
- マルチウィンドウ、マルチプロセスのアプリケーションの作り方
次のようなテクニックについても説明しました。
- リレーショナルデータベースのデータ構造設計
- 変数、メソッドのネーミング
- リファクタリング、モジュール化
- フォーム、メソッドの再利用
- 4Dのデバッガ、ログ出力などのデバッグ方法
本書に収録されているサンプル
本書では、サンプルとしてSampleDB という4D アプリケーションを作成します。このサンプルには以下の機能が含まれています。
- スタートアップメソッドでログイン画面を表示(ログイン画面を自作)
- メイン画面(正常にログインした後に表示されるフォーム)にボタンを配置
- ログインユーザ一覧フォーム(配列型リストボックス、イベントハンドラ)
- ログインユーザ入力フォーム(追加・編集・削除)
- 一覧印刷
- 一覧を書き出し(外部テキストファイルに書き出す)
- ログインユーザの入力フォームにログイン履歴を表示(リレーショナルデータ表示)
本書の手順に従って操作するだけで、これらの機能を持ったアプリの実装方法を知ることができます。出来上がったサンプルはそのままプロジェクトのベースとしてお使いください。
動作環境
4D v18の動作環境に準じる(開発/実行とも)
価格:5,000円(税別)
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