ドキュメント共有システム(ShareDoc)
企業が所有する膨大なテキストデータや、ファイルをWEBサーバーを利用して一元管理するシステム。
事例のご紹介 事例 その12 (2003年)
案件 | ファイル管理 |
---|---|
オーナー | 治郎吉商店 |
対象業務 | テキストデータ、ファイル管理 |
動作環境 | サーバOS – Linux Webサーバ – Tomcat & Apache DB – PostgreSQL |
開発ツール | Eclipse |
主な機能
- ドキュメント登録
- 分類分け
- プロジェクト分け
- カラー分け
- ユーザー認証&管理
- ファイル添付
- ファイルダウンロード
- 検索
昔、ShareDocはTangoというCGIシステムを使っていた。 Tangoが日本市場からなくなったあと、フレームを使ったインターフェースを採用、 servletで実装し直した。そして今回、ユーザ登録、ファイル添付などの機能を追加した。 追加にあたり前任者からShareDocのβ版を引き継いだが、 このβ版はまだ未完成であったため色々なバグがあった。 特に文字入力のチェックはほとんどされていなかったため、 データベースにデータ登録する際に特殊文字列を入力してしまうとエラーになってしまっていた。
入力チェックはJavaのAPIにより容易に実装することができた。 ShareDocを完成するにあたり大変だったのは、デバックよりも、 いくつものテストパターンを作り出し、テストすることだった。 ShareDockにはドキュメントに付加できる情報項目が多いため、 テストパターンが膨大になってしまう。学生アルバイトとテストパターン一覧を作って、 一つ一つ潰していった。
今回の引継ぎで、 テストパターンを作り出すことがシステムを作成する上でいかに重要な事か勉強になった。