Illustratorプラグインによる「レイヤ別図面整形機能」
Illustratorプラグイン開発
事例のご紹介 (1999年, 2000年)
案件 | Illustratorプラグインによる「レイヤ別図面整形機能」 |
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オーナー | 図面入力会社 |
対象業務 | 図面印刷システム |
システム構成 | OS:Mac OS Application:Adobe Illustrator Application Program:Illustratorプラグイン |
開発ツール | CodeWarrior, Illustrator SDK |
もともとはAutoCADから出力したDXFファイルをMiniCADで読み込んで印刷工程に回したい,という要望があった. 最初はMiniCADとそのプラグインで整形し,その後でIllustratorで印刷していた. AutoCADのバージョンアップに起因する問題が発生したことと, IllustratorがDXFファイルをサポートしたことを機会に工程を考え直した結果, DXFファイルを直接Illustratorで読み込む方法に変更した.
レイヤと線種,レイヤと文字フォント,レイヤの順番という3種類のテキストファイルに整形方法を指示しておき, 読み込んだ図面に対してプラグインコマンドを実行する. その結果指示通りの整形された図面が得られる,という仕組み. 線種とフォントおよびフォントサイズをレイヤごとに指定することができ, レイヤの順番を変えたり,複数のレイヤを統合する機能もサポートした.
Illustratorでは,アートボードの大きさによって読み込まれるDXFの大きさが決まる. これがなかなか理解できなかった.